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ことばを育む会のあゆみ

言語障害児をもつ親の会の歩み・・30周年記念誌・・抜粋

第3節

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T 第二期全国親の会執行体制

1.全国親の会事務局再編

昭和59年度は、全国ブロック長会議と会長会議とも、平岡事務局長が入院のため欠席のまま開かれました。全国親の会結成以来20年間全くなかった異例のことです。

そんな非常事態での会議ですから、おのずと中心議題は「事務局の強化」です。これまで事務局員は関東各県の会長がその任に当たる事になっていましたが、年数が経つうちに、役員の交替があり、親の会に対する考え方も変化して来ました。

それでも当時は、平岡事務局長を支えて茨城、群馬、神奈川、埼玉、千葉の代表によって運営することにはなっていました。しかし事務局会議を招集するにも交通費の支給ができないのですから現実にはなかなか機能できず、ブロック長会議などとはなおさら実現しにくいことでした。

このことから会費の値上げ問題が議題に上がりました。ブロック長会議で一旦値上げを決めたのでしたが、翌日の会長会議で反対意見が出て、小林会長の決断で会費値上げ問題は今回は見合わせ、今後の検討課題になりました。平岡事務局長不在中は、院内小事務局以来お手伝いいただいてきた行木富子先生を中心に、関東はもとより全国の各県代表の有志で支えて行くことになりました。

平岡事務局長も一時退院され、自宅療養されている間、平岡宅で数度事務局会議が開かれ、臨時のブロック長会議ももたれました。平岡事務局長は盛大に創立20周年記念大会をと構想されていたのでしたが、さぞや無念だったと思います。

昭和60年度の全国ブロック長・会長会議も平岡事務局長欠席のまま行われました。しかし陰では細かく気を配られ、おかげでお茶の水女子大学教授・田口恒夫先生に記念講演をお願いし、内輪でしたが有意義な20周年記念パーティーを開催できました。そして平岡事務局長の強い思いを引き継いで、25周年記念大会を北海道で盛大に開催することが発表されたのです。



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