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ことばを育む会のあゆみ

言語障害児をもつ親の会の歩み・・30周年記念誌・・抜粋

第2節

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X 第一期全国親の会執行体制の終蔦

昭和61年には小林会長の辞任と平岡事務局長の逝去という重大な事態を迎えていました。

小林会長には昭和33年千葉市立大森小学校において「治療教室父母の会」代表(理事)からはじまって、同39年「言語障害児をもつ親の会全国協議会」の設立に関わり、その後初代会長として20数年間にわたり日本の言語障害を持つ子どもや親たちの支えとしてご活躍をいただいて参りましたが、昭和61年度をもって辞任されることになりました。「わずか3人でスタートした親の会でしたが、親の切ない心情はいまでも同じだろうと思います」「病弱を理由に会長を退きますが、これからも親の会の動きには強い関心を待ち続けて参ります」(ことば NolO7号、1986年)

小林会長を陰で一心に支えてきた平岡事務局長も前年より体調を崩しておられ、この2年間は全国親の会にとってはピンチを迎えていました。本当にお亡くなりになる数日前まで課題が山積みする「言語」の世界を案じ、ベッドの上でこまごました仕事をしておられたとお聞きしています。金田登久子氏、斎藤洋一氏、行木久男・富子夫妻ほかの皆さんの善きフォローをもって事務局体制を崩すことなく業務を遂行してきたのです。3月28日に自宅を会場に事務局会議を開催した1か月後、遂に力つきて昭和62年4月22日還らぬ人となったのです。これほどまでに親と親の会を大事に思う人はいるでしょうか。亡くなられて一層その思いを深くします。かくして、小林・平岡体制は終わり、新しい体制に入ることになります。



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