"ことば"は、人が社会生活を営むうえで欠くことのできない大切なものです。ですから、こどものことばか「滑らかに出ない」、「つっかえる」ことは、親にとって大変心配なことです。
今から40年も前、そんな現実につきあたった親たちが全国の小学校や幼稚園に「ことばの教室」を作ってもらおうと立ち上がったのが、私たちの会の前身「全国言語障害児をもつ親の会」でした。
私たちは、こどもたちが人として成長し、自立していくために「ことばを育む」ことの大切さを「親の会活動」をとおして深く学び、会の名称も「全国ことばを育む親の会」に改称(平成16年6月1日)しました。
そして、耳の不自由な子ども、ことばがつっかえる子ども、発音が不明瞭なこども、ことばの発達が遅い子ども、知的な遅れはないのに発達に気になる特徴がある子ども達の親たちが結束して、障がい児教育の専門家の先生たちと力を合わせて、子ども達の将来を見つめて教育、福祉、医療の充実のための活動に取り組んでいます。
私たちの会は、平成20年4月を期して、「特定非営利活動促進法」にもとづいて、「NPO法人・全国ことばを育む会」へ完全に移行し、新たな一歩を踏み出し活動しています。
“子育て”には、「一人ぽっち」では解決できない不安や悩みがつきまといます。そんな時「親の会」の40年の経験、子育ての先輩のお父さんやお母さん、専門家の先生の助言は、きっと役に立ちます。ぜひあなたも「親の会」に入会されて、一緒に話し合い、活動しましょう。「親の会」で明るく活動するあなたの姿を見て、あなたのお子様もたくさん友達を作り、元気な毎日を送れるようになっていくと思います。
本会については、「」を、入会については、「」をご覧ください。
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