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ことばを育む会のあゆみ

言語障害児をもつ親の会の歩み・・30周年記念誌・・抜粋

第1節

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V 全国親の会の結成

4.教室・親の会を支えた人々

言語治療教室・ことばの教室(正式には「言語障害特殊学級」)や親の会を支えた人々は、設置学校の校長先生や教育行政担当者、指導終了後も教室への感謝の気持ちから、親の会に残って活動をした大勢の保護者のみなさん、この教育に関心を寄せてくださった報道機関の方々など、数え上げたら限りがありません。

その中で忘れてはならないのは、院内小学校長の石渡 勇先生と、親の会結成以来昭和62年4月22日に永眠されるまで、家業を投げ捨てて事務局長として奔走なされた故平岡利美さんです。

◇ 石渡 勇先生

身分上は小学校の一教諭に過ぎない大熊先生が、親の会作りに全国を駆け巡れたのも、院内小学校の言語治療教室を大きく育てたのも、石渡校長先生のご支援があったればこそです。

石渡校長先生は、千葉県の地方紙「千葉日報」に毎週のように「教育愛に国境なし」「床屋ひとりでお客が数十人ではどうにもなりません。床屋の手をふやして下さい」などの原稿を寄せられ、他県の障害児受け入れ、予算増・教員増の世論作りに尽くされました。

◇ 故平岡利美さん

平岡さんは、「会社の利益を全部注ぎ込んでも、この仕事は気持ちのいいものですね。うちの子が教室にお世話になるとき、先生から、『親の会の仕事をするなら…』と言われて、随分戸惑ったものでしたが、全部の親が大きな愛情でこの運動を進めるべきですね」と、常々おっしゃっていらしたそうです。

正に『私を棄てて』親の会のために尽くされた私たちの大恩人です。



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