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ことばを育む会のあゆみ

言語障害児をもつ親の会の歩み・・30周年記念誌・・抜粋

第3節

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W 第三期全国親の会執行体制

2.全難言協岡山大会と通級問題

全難言協と全国情緒障害教育研究会との合同の全国大会は、全国で初めて難聴学級が開設された岡山市立内山下小学校のある岡山で開催されました。ここでも通級学級に関する調査研究協力者会議座長だった山口 薫先生の記念講演で、通級制が最も熱いテーマの大会でした。全国親の会からは土谷副会長がパネラーの一人として親の会の願いを提言しました。親との連携分科会は、先生中心で岡山県や近県の親の参加はなく、オブザーバーとして岡山県親の会会長・副会長・事務局長の3名が出席していたのみで、連携といっても所によって温度差があることを知りました。


その年の夏、文部省は「教職員配置改善計画(平成5年〜10年度)」を発表しましたので、さっそく成田会長と役員・事務局は文部省をおとずれ、霜鳥特殊教育課長・池田企画官・宍戸教科調査官と懇談、要望をし、実現を目指して協力することにを約束しました。

翌平成5年1月28日、文部省は、「通級による指導」の制度を創設するため「学校教育法施行規則の一部を改正する省令」と、通級で行う特別の教育課程について、告示(文部省告示第278号)しました。また、同日付けで、対象となる児童生徒の障害の種類や程度等、留意事項などを各都道府県教育委員会に通達(通級による指導の村象とすることが適当な児童生徒について)が出されました。これによって「通級による指導」が、4月1日から正規の教育課程として実施されることになったのです。



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