W 第三期全国親の会執行体制
3.組織強化と広島大会
平成5年度の全国親の会ブロック長会議・代表者会議(昨年までの会長会議を名称変更)に成田会長が元気に出席されました。4月に成田会長は入院されて心配していたのでしたが、医者も驚くほどの回復で会長職に復帰されました。
ブロック長会議後、文部省の宍戸調査官を招いて「通級指導教室」についての学習会をもちました。
代表者会議では、成田会長以下役員を再選しました。そして当年度から補助事業を全国各ブロック別に配分し、それを各ブロック長のリーダーシップのもとで各県親の会に割り当てられることになりました。このことはブロック長が担当の組織内の親の会の連絡調整に止まらず、成田全国会長を補佐して全国の会運営にも力を借りることになったのです。また、福島県の日向 久先生が事務局(おもに補助事業)を担当していただくことになりました。
第15回全国大会広島大会は、「ともに考えよう語り合おう一言語障害児・難聴児教育の充実と発展を願って−」の大会のスローガンのもとに開催されました。通級による指導開始1年目の大会ということで全国各地からいろいろな問題が提起され、解決に向かっての論議がなされました。
広島県親の会は昭和43年に結成されて以来、広島市親の会の他は自然消滅していたのが、この全国大会開催を契機に、再度結成され13支部が結束しての大会運営が印象的でした。
全国表彰は次の方々です。
○表彰盾受賞者
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秋田県 全国親の会前会長 辻 久視
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広島県 広島市立荒神町小学校 井上由利枝
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広島大会の後、広島駅ステーションホテルにおいて、中国ブロック会議を開きました。山口県、島根県、広島県、岡山県の代表に三谷原中国ブロック長、全国親の会からは成田会長、土谷副会長、行木事務局長、行木事務局次長が出席して行われました。全国では、北海道、東北、九州の各ブロックが定期的に会議をもっていますが、中国では初めての試みでした。今後は毎年持ち回りで開くことになりました。
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