活 動 の 報 告
* 11月19日(月)、に県親の会の役員14名で青森県教育庁に「24年度親の会の要望等の陳情」に行って まいりました。
補聴器購入制度についての項目が新しく入ったため、知事あてと教育長あての二部作成して提出してきました。 提出の後、反省を兼ねての昼食会は、各地区の情報交換や親睦になりました。
平成24年度『東北ブロック代表者会議兼研修会』が開催されました。
11月10日(土)、11日(日)と、平成24年度の標記会議兼研修会が、三沢市(三沢シティホテル)で開催されました。
10日(土)の研修会には各県の代表者だけではなく県内の特別支援に関わる保護者、教師等18名
集まり、弘前大学安藤房冶教授を講師に「障害者権利条約と今後の特別支援教育」について学びました。
現在、障害者権利条約の教育に関わる解釈には「分けることは差別。みな原則通常学級で共に学ぶインクルーシブ教育を」という考えと、「全ての子どもが同じ場での教育を受けることが平等ではなく、その子どもに適切な多様な学びの場を用意することが必要」という二つの見解があるそうです。よって「障害者権利条約」の解釈や運用の仕方については現在議論中とのことでした。いずれにしても、今後の国の動向を注意深く見守る必要があるそうです。また、保護者の声が国の制度や条約の運営を大きく動かすというお話に親の会として奮起させられました。
安藤先生の熱のこもった講演に、参加者からは「このテーマについて正面から取り組んでいる講演を聞くことができてよかった。」「普段参加する研修会とは違った視点で考えることができた」などの感想が聞こえてきました。大変学ぶことの多い研修会となりました。
夕方6時からの懇親会は15名の参加で、三沢の美味しいものが食べられる「四季彩酒嵯がの」で行われました。各県代表者や特別参加の方の自己紹介から始まり、青森のマジシャン(?)竹ヶ原さんのプロ級のマジックも飛び出し、初めて会った顔同士とは思えないほど親しく交流できました。各県親の会が抱える悩みもちらほら話題にのぼり、役員決めの難しさ、補助事業の規定の厳しさへの困り感など共通の話題にうなづきあう光景も見られました。楽しく意義深い懇親会でした。
翌11日(日)の代表者会議では、まず、顧問である菊池義勝先生から、これまでの「東北ブロックのあゆみ」についてお話があり、ことばの教室や親の会立ち上げ期についての貴重なお話を聞くことができました。菊池先生をはじめ、各県で奮闘して下さったことばの教室の先生方の情熱と子どもたちや親御さんへの深い愛情に頭が下がる想いでした。
次に、佐々木信孝理事の司会進行のもと、各県の現状と課題について、平成25年度補助事業について活発な話し合い、意見交換がなされ、時間が足りないと感じるほど有意義な会議となりました。
最後に
来年のブロック会議は山形で開催されること、地元の先生を講師にして地元の関係者や行政の方、学校長にも声掛けし、広く知ってもらうといいのでは、と菊池先生からお話しをいただきました。
青森開催に当たっては東北ブロック理事の佐々木信孝岩手親の会会長はじめ、事務局の主濱友子さんに大変お世話になりましたことを、この場をお借りしてお礼申し上げます。 事務局:佐々木美和
23年度経過報告
平成23年度東北ブロック会長会議参加
表記会議が、平成23年11月26〜27日 宮城県鳴子温泉を会場に開催されました。
本県からは、竹ケ原さんが出席なされました。
東北各県から総勢25名の参加でした。各県の現状と課題などの情報交換と「東北ブロックのあゆみとこれから」と題して学習会をしました。翌日は、各県の三陸大震災への対応と、24年度の補助事業の割当等が協議されました。
青森県ことばと心を育む会・知事に陳情書提出
担当者の複数配置・中学校の通級指導教室・高校及び特別支援学校高等部への受け入れ拡大なとを陳情しました。
22年度経過報告
平成22年度東北ブロック会長会議参加
表記会議が、平成23年2月26〜27日 福島県郡山市を会場に開催されました。
本県からは、事務局担当(23年度予定)香賀裕文先生が出席しました。
東北6県から12名の参加でした。各県の現状と課題などの情報交換と23年度の全国からの補助事業の割当等が協議されました。
各県とも、会員数の減少や役員の継承などの多くの問題を抱えながらも、頑張っておられる様子でした。
会議を主管された福島の佐伯事務局長さんご苦労様でした。
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